~以下引用~
西洋医学の流派には、心理療法(サイコセラピー)、整骨療法(オステオパシー)、自然療法(ナチュロパシー)、同種療法(ホメオパシー)、逆療法(アロパシー)の5種類がありました。
今日は、その一つであるアロパシー(Allopathy)だけが「西洋医学」となり、これ以外の流派は「非合法」となっています。
当初、アロパシーは「逆療法」と、まともに訳されていましたが、現在は「対症療法」と偽訳されています。
つまり日本では、合法的な医学と言えば「対症療法」(アロパシー)であり、これ以外のものは原則として「非合法」であり、最近は「代替医療」と言われています。
アロパシーとは「病氣の症状とは逆のことをやる」と言う意味です。
つまり、
血圧が上がれば、下げる方法を考える、
熱が上がれば、下げる方法を考える、
咳が出れば、止める方法を考える、
単純そのもので、恐ろしく幼稚な療法です。
何故、血圧が上がり、熱が上がり、咳が出るのかを全く、考えないものです。
簡単な例を風邪で見ていきましょう。
風邪の症状は、
熱が上がります:これは体温を上げて、悪い細菌を殺菌しようとしています、
咳・痰が出ます:これは、体内の悪いものを排出しようとしています。
つまり、風邪をひきますと、自然治癒力が作動して、治癒するための活動(症状)が自然に発生してきます。
ですから、このまま、殺菌活動・排出活動を継続していけば、風邪は根治されます。
そのためには、自然治癒力を高めてあげれば良いのです。
あらゆる病氣の症状は、この自然治癒力の発生です。
しかし、アロパシーは、この自然治癒力に逆らい、
熱を「解熱剤」で下げ、咳を「咳止め剤」で止めてしまいます。
そうしますと、一時的に症状が和らげられますので、患者は「治癒した」と錯覚します。
実際のところ、細菌は体内に残り、異物・毒物は排出されないまま残留していますので、いずれ、再発したり、他の病氣に罹病することとなります。
さらに、折角、発動した「自然治癒力」の活動を阻止してしまいますので、自然治癒力が少しずつ低下していきます。
これが、新たな「病氣」に繋がります。
つまり、アロパシーは、自然(治癒力)に逆らい、自然治癒力を低下させ、次から次へと病氣に罹病するという悪循環を作り出します。
あらゆる生物は、自然に、従順に共生することでしか、その生を謳歌することができません。
日本列島では、古来、自然に従順であり、他の生物・生命と共生してきた人たちが住んでいました。
あらゆる生命は、自分の命は自分で守ります。
自然そのものであります私たちには、自然治癒力があります。
自然治癒力があるから生命です。
自然治癒力 (自分自身の力 )を信じましょう。
万能に創られた、本当の自分を知り、それに感謝し、本当の自分を愛しましょう。